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エンジニア転職
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ITエンジニアの種類

ITエンジニアとは

ITエンジニアとは、情報技術(IT=Information Technology)を扱う技術者の総称です。コンピューターやソフトウェア技術を用いてシステムを設計するのが主な仕事です。エンジニアと名がつくことで理系出身者の仕事の印象があるかもしれませんが、国語力やコミュケーション能力も必要とされるシステムエンジニアなどを中心に、文系出身者も多く活躍しており、未経験でも知識やスキルを身に付ければ誰でもITエンジニアを目指すことができます。DX化が各企業で進められている現在において、ITエンジニアは今後も需要が見込まれる職業です。

ITエンジニアに求められる資格・スキル
その他、ITエンジニアに必要なプログラミング言語や開発環境
ITエンジニアの種類
ITエンジニアのやりがい
ITエンジニアの採用
ITエンジニアの働き方

ITエンジニアに求められる資格・スキル

IT関連会社が採用する人材のレベルをはかる上で、7割の会社が保有資格を重視していると言われています。ITエンジニア未経験であっても、取得しやすい資格や学習を行った上で採用にのぞむとよいでしょう。ここではITエンジニアに求められる代表的な資格・スキルをご紹介します。

情報処理技術者試験

経済産業大臣が行う、情報処理に関して必要な知識及び技能を問う日本の国家試験です。システムを構築・運用する「技術者」から、システムを利用する「エンドユーザー」まで、ITに関係するすべての人に活用される試験となっています。特定の製品やソフトウェアに関してではなく、情報技術を取り扱う者にとって知るべき原理や基礎となる技能を幅広く身に付けることができます。試験は12の試験区分から構成されます。

ITを利活用する者

ITパスポート試験

情報処理技術者試験のうち、スキルレベル1に相当します。
テクノロジ系の問題だけでなくマネジメント系の問題とストラテジ系の問題も多く、IT系の試験ではあるものの商業知識も求められます。金融庁など、職員にITパスポート試験を推奨している公共機関もあります。

情報セキュリティマネジメント試験

情報処理技術者試験のうち、スキルレベル2に相当します。
対象者像は「情報システムの利用部門にあって、情報セキュリティリーダーとして、部門の業務遂行に必要な情報セキュリティ対策や組織が定めた情報セキュリティ諸規程(情報セキュリティポリシーを含む組織内諸規程)の目的・内容を適切に理解し、情報及び情報システムを安全に活用するために、情報セキュリティが確保された状況を実現し、維持・改善する者」。情報セキュリティの基礎的知識を問う試験となっており、その難易度は回を追うごとに上昇していると言われています。

情報処理技術者

基本情報技術者試験

情報処理技術者試験のうち、スキルレベル2に相当します。
対象者像は「高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者」。2023年4月試験より、試験時間の短縮、出題形式・出題範囲の変更が予定されています。
新卒のIT職の志望者の中での当試験取得率は10%未満とされています。大手企業や公的機関のIT職採用においては、当試験以上の合格が条件となっているケースもあります。 

応用情報技術者試験

情報処理技術者試験のうち、基本情報技術者試験のワンランク上に位置するスキルレベル3に相当します。
対象者像は「高度 IT 人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT 人材としての方向性を確立した者」。

高度情報処理技術者

情報処理技術者試験のうち、スキルレベル4の試験類を総称して高度情報処理技術者試験と呼びます。
対象者像は「高度IT人材として確立した専門分野を持ち、主導する者」。

・ITストラテジスト試験
・システムアーキテクト試験
・プロジェクトマネージャ試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・データベーススペシャリスト試験
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・ITサービスマネージャ試験
・システム監査技術者試験
・情報処理安全確保支援士試験

AWS クラウドコンピューティング認定資格

AWS クラウドコンピューティング認定資格は、Amazon Web Services, Inc. が提供するクラウドコンピューティングサービスであるAmazon Web Services(AWS)のクラウドに関する認定資格です。3年間有効で、資格更新には上位試験または現行の同一レベルの試験に合格する必要があります。試験はピアソンVUE および PSI を通じて配信されています。

基礎レベルからプロフェッショナルレベルの認定資格は、AWSを適切に運用・構築するための知識やスキルを認定する資格です。専門知識の認定資格は、「セキュリティ」、「データベース」、「機械学習」、「ネットワーク」、「データ分析」の専門分野に特化した認定資格となっています。

基礎レベル

・AWS 認定クラウドプラクティショナー

アソシエイトレベル

・AWS 認定 ソリューションアーキテクト・アソシエイト
・AWS 認定 SysOps アドミニストレータ・アソシエイト
・AWS 認定 ディベロッパー・アソシエイト

プロフェッショナルレベル

・AWS 認定 ソリューションアーキテクト・プロフェッショナル
・AWS 認定 DevOps エンジニア・プロフェッショナル

専門知識

・AWS 認定 アドバンスドネットワーキング・スペシャリティ
・AWS 認定 データアナリシス・スペシャリティ
・AWS 認定 データベース・スペシャリティ
・AWS 認定 機械学習・スペシャリティ
・AWS 認定 セキュリティ・スペシャリティ

Oracle認定Javaプログラマ

日本オラクル社が主催するJavaプログラマ向けのベンダー資格。業界標準に準拠した高度なスキルを証明できる資格。難易度別のグレードは、「Bronze(ブロンズ)」(Java初学者向け)、「Silver(シルバー)」(初級Javaプログラマ向け)「Gold(ゴールド)」(中級~上級Javaプログラマ向け)となっています。

Cisco技術者認定

シスコシステムズ製品に関するIT分野のベンダー資格。ネットワークの設計や運用、関連技術などの能力を証明する資格となっています。

PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)

PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)は、アメリカの非営利団体であるPMIが主催している国際資格で、プロジェクトマネジメントに関する経験、教育、知識をはかるものとなっています。

「試験申込時から遡って8年以内に、一定時間以上の実務経験(大卒者:4500時間/高卒者:7500時間以上)と、一定期間以上のプロジェクトマネジメントの経験(大卒者:36か月/高卒者:60か月以上)があること」、また、「PMI認定の教育機関による研修を35時間以上受講し、修了証明書を試験申込時に提出すること」の2点が受験資格となっています。受験申請は米国のPMI本部で行うため、実務経験などを英文で入力する必要があります。
PMPは、過去にある調査で「取得して効果が得られた資格ランキング」にて1位を獲得しています。

その他、ITエンジニアに必要なプログラミング言語や開発環境

ITエンジニアがプログラムを作る際に用いるのが、「プログラミング言語」「開発環境」です。プログラミング言語とは、コンピューターに命令を伝えるための言葉のことです。多種多様なプログラミング言語が存在し、利用分野などにより使い分けが必要になってきます。
ITエンジニアは自分の業務ニーズに合った言語選びを行い、また業務経験を積むにつれ難易度の高い言語を習得することで、担える業務の幅が広がります。

主なプログラミング言語や開発環境

プログラミング言語用途など難易度
HTML/CSSWebサイト制作
JavaScriptWebサイト制作・Webアプリ開発
PHPWeb系のサービス開発・ゲーム開発
RubyWebアプリの開発
PythonAI開発、ディープラーニング
SwiftiOSアプリ開発
Javaスマホアプリの開発
Rデータ分析・可視化
COS、システム開発、組み込み開発
C++システム開発
C#システム開発、Unityゲーム開発
GoWeb系のサービス開発・スマホアプリ開発・ドローン開発
AWSクラウドサービスプラットフォーム
TypescriptWebサイト制作・Webアプリ開発
ReactWebアプリ開発・スマホアプリ開発のJavaScriptライブラリ
AngularWebアプリ開発・スマホアプリ開発のためのフレームワーク
VueWebアプリ開発のソフトウェアのJavaScriptフレームワーク
Node.JSWebアプリ開発・スマホアプリ開発・Webサーバーとして使用
ScalaWebサービス開発・スマホアプリ開発・業務システム開発

HTML/CSSやJavaScriptは習得しやすく、未経験から学ぶのにおすすめです。難易度は高いですが汎用性のあるJavaを習得すると、対応できる仕事の範囲が広がります。
また、文法がシンプルで簡潔な記述ができて開発効率が良いPythonは、将来性が高いと言われています。これ一つでWebプログラミングからAI、データサイエンスなど、多種多様な分野で利用することが可能です。

ITエンジニアの種類

近年、各企業だけでなく教育・行政などあらゆる分野においてDX化が進んでいることで、ITエンジニアがカバーする仕事の範囲が拡大・多様化しています。スマートフォンの普及やAIの進歩などにより新しい技術分野の開発が進み、エンジニアの中でも新たな分野が次々に生まれ、またエンジニアの専門性を生かした分業タイプから一人が全体を管理するエンジニア、いくつもの作業を兼務するエンジニアもおり、エンジニアの種類は細分化されてきています。このように、ITエンジニアは分野や専門性などにより様々な職種がありますが、ここでは代表的な職種をご紹介します。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニア(SE)は、決められた仕様に沿って業務システムやソフトウェアの設計・開発をする仕事です。
システム開発の工程である「要件定義」「設計」「開発」「テスト」「リリース」「運用保守」の全てに渡る知識が必要となります。全行程を一人で行う場合と、上流工程のみ、など、プロジェクトによって携わり方は異なります。クライアントからの要望を理解しシステムの仕様に落とし込むためのコミュニケーション能力、プログラマーに計画書を通じてクライアントからの要件を伝える必要があるため、論理的な文章能力も必要となります。

必要なスキル/資格/言語

・基本情報技術者試験
・応用情報技術者試験
・Java、Rub、PHP、Pythonなど

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアやアプリケーションエンジニアが作成した仕様書に基づき、プログラム言語を用いてシステムを作成するエンジニアです。
プログラムを実装後はテストを行い、エラーやバグが発生した場合は修正を行います。開発する案件に必要なプログラミング言語を身に付けているのはもちろんのこと、テスト仕様書の作成や品質管理などの知識も求められます。

必要なスキル/資格/言語

・基本情報技術者試験
・応用情報技術者試験
・Oracle認定Javaプログラマ
・C言語プログラミング能力認定試験
・PHP技術者認定試験
・Ruby技術者認定試験
・C言語、C++、C#、Java、VB、PHP、Ruby、Pythonなど

Webエンジニア

Webエンジニアの仕事は、その名の通りWebサイトやWebアプリの設計・開発・運用から保守までを行う仕事です。
求人では、「Webエンジニア」、「Webデザイナー」、「Webクリエイター」などの名称で募集されています。「YouTube」や「Gmail」などが代表的なWebアプリであり、利用者のニーズを意識したWebサービスの開発が求められます。これらの設計・開発を行うWebエンジニアの需要はまずます増えることが予想されます。
Webエンジニアは、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニア(サーバーサイドエンジニア)に分かれます。

必要なスキル/資格/言語

・HTML5プロフェッショナル認定試験
・CIW JavaScriptスペシャリスト
・Oracle認定Javaプログラマ
・C言語プログラミング能力認定試験
・PHP技術者認定試験
・Ruby技術者認定試験

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、主にユーザーが操作する画面の設計・開発を行います。
例えばECサイトを例に挙げると、ユーザーが目にする商品ページを作成し、消費意欲を喚起する必要があるため、デザインが好きな人には向いており、他のITエンジニア職に比べると女性の比率が高くなっています。
フロントエンドエンジニアの使用する言語の難易度はそこまで高くないので、未経験の方でも取り組むことが可能です。

必要なスキル/資格/言語

・HTML、CSS、JavaScript、PHP、Python、Rubyなど

バックエンドエンジニア(サーバーサイドエンジニア)

バックエンドエンジニアは、ユーザーの操作に応じた処理を設計・開発します。
ECサイトを例にあげると、ユーザーがWebページで購入したデータの処理や結果の出力など、ユーザーの目に見えない部分のシステム開発を行います。

必要なスキル/資格/言語

・PHP、GO、Python、Ruby、C#、Java、JavaScriptなど

テストエンジニア

テストエンジニアは、コンピューターシステムが正常に動いているか、私たちの身の回りのIT機器が仕様通りに作られ作動しているかなどをテストし、プログラムの中にバグを発見した場合には速やかに修正を行います。

必要なスキル/資格/言語

・基本情報技術者試験
・JSTQB認定テスト技術者資格
・ソフトウェア品質技術者資格認定
・IT検証技術者認定試験(IVEC)

エンベデッドエンジニア(組み込みエンジニア)

エンベデッドエンジニアは組み込みエンジニアとも呼ばれ、家電製品や機器の機能を作動させるのに必要なシステムを組み込むのが主な仕事です。製品スペックの決定、システム設計、ハードウェア、ソフトウェア設計に携わります。高い精密性が求められ、細かい作業が必要なため、未経験では難易度が高い職種と言えます。
家電をインターネットとつなげる「IoT」技術の発達により、エンベデッドエンジニアは将来性に期待ができる職種です。

必要なスキル/資格/言語

・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・C、Microsoft Visual Basic、C++、Javaなど

アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、ゲームやスマホアプリなどのソフトウェアの設計を行います。要件定義、設計が主な業務のため、開発未経験では難しい職種と言えます。

必要なスキル/資格/言語

・応用情報技術者試験
・アプリケーション技術者認定試験
・C、C#、Java、Ruby、PHP、Swift、Kotlinなど

ゲームエンジニア

ゲームエンジニアは、主にゲーム会社に所属してスマートフォンゲームのようなゲームを開発するITエンジニアです。
企画から開発の過程で多くの人と関わって業務を進めていきます。

必要なスキル/資格/言語

・Java、JavaScript、Ruby、Swift、C++、C#、Objective-cなど

インフラエンジニア

インフラエンジニアの「インフラ」とは「インフラストラクチャー(Infrastructure)」の略で、「基盤」という意味です。我々が日常的に行っているパソコンやスマートフォンでのインターネット検索・メールの送受信などのために必要なシステムをITインフラと呼び、そのITインフラのソフトウェアやシステムが動作する基盤を設計・構築・運用保守を担うのがインフラエンジニアです。
インフラエンジニアの中でも、担当する業務により「サーバーエンジニア」、「ネットワークエンジニア」、」「データベースエンジニア」、「セキュリティエンジニア」、「クラウドエンジニア」などに分かれます。

サーバーエンジニア

WEBサーバー、データベースサーバー、メールサーバー、FTPサーバーなどの各種サーバーの設計・構築・運用・保守を行います。ユーザー数に合わせたCPU・メモリ等のスペック調整や電源利用量・コストバランスなどを踏まえた設計をします。また、サーバーダウン時の復旧もサーバーエンジニアが行います。
最近では、サーバー上に複数の仮想環境を構築する仮想化技術の開発が進んでおり、サーバーエンジニアは将来性の高い職種と言えます。

必要なスキル/資格/言語

・MCP(マイクロソフト認定プロフェッショナル)
・LPIC(Linux技術者認定資格)
・CCNA(シスコ認定ネットワークアソシエイト)
・CCNP(シスコ認定ネットワークプロフェッショナル)

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、コンピューターネットワークの構築・保守・管理をするのが主な仕事です。ルーターやロードバランサー、スイッチといったネットワーク専用機器の設定を行い、ネットワークを不正アクセスから守るためのセキュリティ対策を担います。また、ネットワークに障害が発生した際には、原因を見つけ出して復旧を担当するため、対応難易度は高いと言えます。

必要なスキル/資格/言語 

・ ITパスポート試験
・基本情報技術者試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・CCNA(シスコ認定ネットワークアソシエイト)
・CCNP(シスコ認定ネットワークプロフェッショナル)
・Python、JavaScript、Ruby、Javaなど

データベースエンジニア

データベースの開発・設計や運用・管理を行います。担当ごとに、ソフトウェアエンジニア、ハードウェアエンジニア、運用系エンジニアの3つに分類できます。
データベース製品を専門とするエンジニアは不足しており、技術者の市場価値が増していると言われています。未経験からの募集は少なく、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアの経験者からの転職者が多いと言われています。

必要なスキル/資格/言語

・データベーススペシャリスト試験
・ORACLE MASTER
・SQL、コマンドラインなど

セキュリティエンジニア

セキュリティを考慮したネットワークの設計・構築や、ネットワークの提案・設計、テストを行います。
不正アクセスやコンピューターウィルスなどの脅威から顧客の個人情報や企業の機密情報などのデータを守るための対策を企画・実行します。ネットワークに関する高度な知識が必要なため、ネットワークエンジニア経験者がセキュリティエンジニアに転職するケースが多いと言われています。

必要なスキル/資格/言語

・シスコ技術者認定
・情報セキュリティスペシャリスト
・情報セキュリティマネジメント試験
・PHP、JavaScript、Python、C、C++など

クラウドエンジニア

クラウド上で企業がサービスを展開できるよう、ネットワークの構築・保守監視・サーバー構築などを担うのがクラウドエンジニアです。以前は各企業が自前でサーバーやネットワークを構築する必要がありましたが、最近ではクラウドサービス上で構築したサーバーやネットワークを利用してサービスを展開する企業が増えてきています。
クラウド技術の急速な発展に伴い、インフラ系のエンジニアの中でもクラウドエンジニアは最も将来性があると言われています。最も有名なクラウドサービスである「AWS」は全クラウドのシェア率30%を占めていることから、AWSについての知識やスキルを習得しているとクラウドエンジニアへの転職に大変有利です。

必要なスキル/資格/言語

・AWS : AWS 認定ソリューションアーキテクト・アソシエイト
・Google : GCP認定資格 Professional Cloud Architect
・Microsoft : Microsoft Azure 認定資格Azure Fundamentals(AZ-900)
・Python、JavaScript、Ruby、Javaなど

ブリッジエンジニア

ブリッジエンジニアは、国内外の開発現場をつなげるプロジェクトマネージャーのような役割を担っています。
現在、日本でのエンジニア不足により海外人材の採用、現地開発を行なう企業が多く、日本からブリッジエンジニアが現地へ赴き、橋渡し役を担います。

必要なスキル/資格/言語

・応用情報技術者試験
・プロジェクトマネージャ試験
・PMP
・TOEIC(英語力)

社内SE

社内SEは、自社のシステム開発・構築・運用・保守を行うエンジニアです。外部から新しいシステムを導入する際の事前打ち合わせや立ち会い、また社内のヘルプデスクの業務を行う場合もあります。

必要なスキル/資格/言語

・ネットワークスペシャリスト試験
・HTML、CSS、JavaScript、PHP、Rubyなど

セールスエンジニア

セールスエンジニアとは、その名の通りセールス(営業)とエンジニア(技術者)の両業務を行う仕事です。クライアントの課題に対して自社サービスやソフトウェアの導入を提案し、導入後のフォローまで行います。IT知識だけでなく、営業力やコミュニケーション能力も必要とされます。

必要なスキル/資格/言語

・応用情報技術者試験

フィールドエンジニア

フィールドエンジニアは、クライアント先に出向き、自社製品やシステムの導入、保守、修正などを行うエンジニアです。

必要なスキル/資格/言語

・機械設計技術者試験

ITエンジニアのやりがい

ITエンジニアの職につくことで得られるやりがいをご紹介します。

専門スキルの習得

ITエンジニア業務を通じて、常に最新のIT技術やプログラミング言語に触れることができます。進化の激しいIT業界において、業務を行いながらスキルアップをはかることが可能で、将来的に転職する際にもAI関連スキルなど最新技術を持ち合わせていると有利に働きます。 

年収アップ

ITエンジニアは年功序列でなく実力主義のため、スキルアップをはかることで高い年収を得られるチャンスがあることも魅力の一つです。SwiftやKotlinなどといった希少なプログラミング言語を身につけることで、さらに高い収入を得られる可能性があります。

キャリアの選択肢が増える

ITエンジニアとしてのスキルを身に付けることで、さらに上流の工程を扱うITコンサルタントなどへのキャリアアップをはかることも可能になります。

ITエンジニアの採用

ITエンジニアの採用においては、学歴よりもエンジニアが持つ技術が重要視されます。よって、募集要項では「学歴不問」の求人も多くあり、高校卒業でITエンジニアになる方、また理系・文系問わずITエンジニアになる方も少なくありません。
「未経験」の求人もありますが、知識やスキルがなくてもよいという意味ではなく、プログラミングスキルやIT技術に関する資格があるに越したことはないでしょう。
ITエンジニアの就職先として最もメジャーなのは、コンピュータ関連のメーカー、システム開発会社、ソフトウェア開発会社などいわゆるSIerです。しかし、一般企業でもシステムエンジニアをはじめとしたITエンジニアの求人もあり、また即戦力を必要とした経験者採用を行っている企業も多くあります。

ITエンジニアの働き方

正社員、派遣スタッフ、パートなどさまざまな雇用形態があり、フリーランスとして活動しているITエンジニアもいます。

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