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コンサルティングファーム転職

ITコンサルタントの仕事内容やスキル形成

インタビューイープロフィール

新卒で外資系総合コンサルティングファームに入社。
2年目までエンジニアとしてシステム部門に所属し、その後コンサルティング部門に異動。
現在は、ITコンサルタントとして金融業界のクライアントに対し、IT戦略策定やシステム導入支援を担当している。20代後半の女性。


早速、普段の仕事の様子や業務内容を教えてください!
ITコンサルタントとしてどのような部分に仕事のやりがいを感じていますか?
大きな壁にぶつかったエピソードはありますか?
新卒から同じ会社にお勤めとのことですが、どのようにスキルアップされましたか?
ロールモデルはいますか?
特に面白かった仕事や達成感を味わえた仕事などはありますか?
コンサルタントとして必要なことや大切なことはありますか?
ITコンサル業界への転職を目指す上で身に着けた方が良いスキルや経験はありますか?
まとめ


早速、普段の仕事の様子や業務内容を教えてください!

現在、某金融企業のシステム戦略プランニングやシステム導入の支援をしています。入社以降、一貫して金融業界のクライアントに対するプロジェクトに参画してきました。銀行や証券会社などの経験があります。
基本的には、クライアントのオフィスにスペースを頂き、チームメンバーと一緒に常駐しています。出社日は一日中クライアント先にいることがほとんどですね。出社と在宅の割合は半々ほどです。

具体的な一日の流れとしては、まず朝一にメールやチャットを確認して必要なものに返信をしたり、ミーティングの予定を確認したりします。ミーティングは大体1日に3~4時間ほど入ることが多いです。クライアントとのミーティングが8割、社内のミーティングが2割りほどの感覚です。
ミーティング以外の時間は資料作成や調べ物をしている時間がほとんどです。決まっているミーティングに対して必要な資料を作る感じですね。
月1回ほどの頻度で社内のイベントや所属部署の合同ミーティングなどもありますが、基本的にはオンラインのため、クライアント先からそのまま参加してます。

コンサル業界は激務と言われることが多いですが、最近は働き方改革の流れで制度や文化も変わってきているように感じます。マネジメント層が契約内容と実際のサポート範囲に乖離が生じないようにクライアントとしっかり調整してくれるので、長時間働くことで価値を出そうとするやり方はだいぶ減っていると思います。

もちろん若手のうちから高いレベルが求められますが、基本的には自分でタスクや残業時間をコントロールできるので、適度なワークライフバランスを保てています

ITコンサルタントとしてどのような部分に仕事のやりがいを感じていますか?

ITコンサルタントとして手がけるIT戦略自体が経営課題に直結し、人やビジネスを大きく動かす仕事である点にやりがいを感じます。

一昔前のコンサル業界は、経営戦略の策定や業務改革をサポートすることが主流でしたが、最近はビジネスや業務を発展させるためにテクノロジーが必要となる場面がほとんどなので、ITコンサルが重宝されるようになってきています。
テクノロジーありきでビジネスや業務を設計し直す流れも増えており、ITは企業経営を推進する上で欠かせない要素になっています。実際に入社して2年ほどはエンジニアをしていたので、当時身に着けた技術的な知識も役に立っていますよ。

また、テクノロジーを活用することでクライアント先の社員さんやクライアントのエンドユーザーが不便さや単純ミスのストレスから解放されることも多くあります。大きなビジネスを動かすことだけではなく、働き方の改善や顧客体験の向上に繋がることもやりがいに繋がっています。

大きな壁にぶつかったエピソードはありますか?

海外留学の経験があったので、新卒で海外案件にアサインされました。外資系でもビジネスの場で英語が使えるレベルの方は1~2割ほどなので、英語ができると海外案件にアサインされる機会が多くなります。
新人だったので、他の普通のプロジェクトと同じく先輩方が主導する中でエンジニアとしてシステム開発をしながら、必要な場面で資料の翻訳やミーティングの通訳をお願いされていたのですが、蓋を開けてみるとプレゼンやクライアントとの調整まで任されてしまいました。

クライアントに気難しい方がいたこともあり、新人にもかかわらず実力よりもハイレベルな仕事が続いた結果、うまくいかないことが多く起きて自信をなくしてしまいました。
さらに、実力主義の会社ということもあって、期待されていることができないと評価に影響してしまうと思い、周りに相談できなかった点も辛かったです。
最終的には元々人手が足りていなかったことも相まってプロジェクトの雲行きが怪しくなってきた時に、しっかりとした体制に整え直してもらい、なんとかシステムのリリースを迎えることができました。
自分としても数カ月やっていくうちに慣れてきて対応できることも増えたので、成長を感じながら乗り越えられたと思います。

新卒から同じ会社にお勤めとのことですが、どのようにスキルアップされましたか?

コンサルタントの基礎力であるロジカルシンキングや資料作成のスキルは、実際のプロジェクトで徐々に身に着けていきました。資料を作成する機会はとても多く、上司が細かいところまでしっかりレビューしてくれるので、構成や体系的な部分から細かいお作法まで早めに学べます。一方で、金融業界のクライアントを担当する部署にいるため、商品や業務が複雑で難しい点はとても苦労しました。
一緒にプロジェクトを担当していた同僚は元銀行マンや証券マンの方も多く、知識に大きな差があると感じたので、実際に自分で投資をしてみたり本を読んだりして勉強しました。その他にも、自分が実際に顧客側になってみてもわかりづらいバックオフィスの事務などは、ユーザや社内の有識者の方に直接教えてもらう機会も多く作るようにしていました。

総合コンサルティング会社ということもあり、各社員が持ち合わせているスキルや知識は人それぞれです。コンサルとして当たり前と思われるような資料作成やプレゼンも、社員全員が同じレベルでできるわけでもありません。

なんでもできるようにならないといけないというよりは、ある程度専門性や得意なことがある方が重宝されやすいので、興味のあることやキャリアの目標となる先輩を早めに見つけると良いと思います。

ロールモデルはいますか?

私は仕事を続けながら子育てもしたいと考えているので、妊娠・出産後に同じロールで復帰している方を見るとすごいなと思います。
コンサル業界は昇進も早いので、新卒の場合は30歳手前でマネージャーに昇進するケースが多く、管理職になったばかりで忙しい時期とライフイベントが重なりやすいです。
チームメンバーやクライアントと良い関係性を築きながら仕事を効率的にこなしている女性マネージャーを見ると、将来的には自分も仕事と家庭を両立できるイメージが湧いてきます。

会社として働き方改革も進んでいるので、家庭を持っているかどうかに関わらず、効率的な働き方を実践している方も多くなってきました。男性で育休を取る方も増えています。

さらに、チームメンバーがライフイベントで大変な時に、プロジェクト側の調整をテキパキとこなして調整してくれるマネジメント層も増えてきた印象です。自分も今後管理職になった時に、部下のライフイベントや人生設計に寄り添うマネジメントができるようになりたいです。

特に面白かった仕事や達成感を味わえた仕事などはありますか?

大規模なシステム導入案件で、上司が他案件で忙しくなり実質一人で担当することがありました。今までシステムそのものがない中で顧客の情報などをエクセル管理していたので、システム導入するとなった時にユーザーの期待値も高く、タイトなスケジュールのなかで難しいオーダーが多くありました。また、クライアントのユーザと約10社ほどの開発ベンダーの間に立って要件の調整をしたり、全体の進捗管理や課題対応をしたりする必要があり、取りまとめがとても大変でした。

様々な調整を乗り越えて、当初の予定通りリリースできた時はとても達成感を感じました。他案件で忙しかった上司もやり切った姿を見てしっかりと評価してくださり、努力が認められて嬉しかったです。

コンサルタントとして必要なことや大切なことはありますか?

責任感と思いやりが大切だと思います。クライアントとのコミュニケーションや社内の調整がとても多く、周りの人と良い関係性を築けるかどうかで仕事のスムーズさが変わってきます。
知識やスキルは努力すれば身に付いていきますが、行動や言動は周りからの信頼に直結するので常に気を付けた方が良いと思います。そのほかに、社内の人脈を広げていくことも重要だと思います。不得意なことや知らないことは他の人の助けを借りられますし、管理職になると人繰りに苦労することも多いので人脈があると優秀なメンバーのアサインにも繋がります。

ITコンサル業界への転職を目指す上で身に着けた方が良いスキルや経験はありますか?

中途の方はこれまでの業務経験や知識が実際のプロジェクトで活きる場合があるため、まずは目の前の仕事を他人に説明できるくらい詳しくなると良いと思います。
担当業務だけではなく、複数の部署間にまたがる業務やシステムの流れを把握しておくと、コンサルタントになった後も関連案件があった際に有益な情報を提供できます。
コンサル業界に入ると、最初はとても細かな部分で指摘を受けることも多くあります。クライアントに高いコンサルティング料を頂きながら仕事をしているので、資料の中身だけでなくフォントや図形の位置など細かい指摘が多くなりがちです。

社会人経験が長くなればなるほど自分のやり方が確立されるので、指摘を素直に受け入れて合わせていくのがなかなか難しいと思いますが、転職後はなるべく一から学ぶ気持ちでやると成長も早く上司からの信頼も得られますよ。

まとめ

今回は外資系総合コンサルティング会社でITコンサルタントとして働く方にお話を聞きました。
この方は新卒で入社されていますが、社内には中途入社の方も多く、中途入社の方に向けたアドバイスもたくさんいただきました。
やはり難易度や期待値の高い業務が多い業界ですが、働き方改革の流れもあって効率的に仕事をしている方も増えているようですね。
ITコンサルタントとしての転職を考えている方は、テクノロジーの知識はもちろん業務知識も活かせる場面が多いとのことですので、現在の仕事やシステムの作りをしっかりと吸収することで、転職後も即戦力として活躍できるのではないでしょうか。

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